一本包丁満太郎(12)ふぐ勝負

大阪の冬の味、ふぐ料理。
「吉留」にも、鬼頭兵吉率いるふぐ料理人「鉄砲組」がやってきた。
掟を破って「鉄砲組」の館をのぞいてしまった満太郎は、板場を賭け「鉄砲組」とふぐ勝負をすることに!! しかし、満太郎が頼りにしていた「かすみ引きの銀次」は、借金のかたにふぐの免許証を取られてしまっていた…。
「かすみ引きの銀次」と共に、下関の鉄砲島にやってきた満太郎。
運良く十年に一度の大漁の日にぶつかり、ふぐさばきの猛特訓を開始する。
そして、鉄砲島で獲れた最高のふぐ・福太郎を連れて大阪に戻ろうとするが、暴風で船が出ない…!?大阪一のふぐ料理人・鬼頭兵吉とのふぐ勝負がはじまった。
最高のふぐ・福太郎を使って満太郎がつくりだした、「鉄砲玉菊盛り」「鉄砲二枚引き」とは…!? そして、経営不振に悩む三国銀行の篠原から相談を受けた満太郎は、その原因が社員の昼食に関係あるのではないかとにらみ…。
「吉留」をやめ、三国銀行の社員食堂で働くことになった満太郎。
満太郎がつくりだした栄養満点・元気弁当のおかげで、三国銀行は再び業界トップに返り咲く。
そして、銀行本店の要望で、若者に人気のおしゃれな街・銀河台に出店することに!! 満太郎が開いた店とは!?目の前にあるライバル店・ジャッキーズのスキヤキ風バーガーに対抗して、おしゃれな街・銀河台で牛丼屋を開くことにした満太郎。
大阪一の牛丼屋・三味屋の店員だった松岡と共に、日本一の牛丼をつくるため研究を重ねる。
苦心の末、満太郎がつくりだした「まむし牛丼」とは!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60011878