B・B(4)

りょうは打倒・仁を目指し、乙戸の指導のもと、己のすべてをボクシングにかけ猛特訓の毎日を送る。
そして、常識を超える型破りのパンチを身につけようと、ソーリーを連れて横須賀沖の無人島に向かう。
きたるべき対決の日を前に、血の出るような猛トレーニングを開始する。
幻のパンチを求めて、乙戸とともに孤島で猛特訓に励むりょう。
そんななか、ショッキングな事件が起こる。
暴走族「狐火」を壊滅させ、一匹の復讐鬼と化したワカが仁の命を狙う。
しかし、間一髪のところでワカの復讐から仁を救ったりょうは、ワカの前で打倒・仁を誓う。
りょうは関東ボクシング大会での対仁戦を前に、爆発的な威力を秘めた超ショートパンチ「10センチの爆弾」を完成させた。
一方、その威力をさとった仁は、対抗策を巌林寺拳法の奥義「気」に求め、鋼鉄の肉体をつくりだしていた。
りょうと中野の対戦は壮絶な打ち合いとなる。
ところが、仁は木地本との対決を前に、妹・美香の身に黒いワナが仕掛けられたことを知り、大きく動揺してしまう。
そして、正確無比なパンチが出せぬまま、試合終了のゴングが鳴る。
青春をかけた戦いを奪われたりょうの怒りが爆発し、凶器を手にせまる木地本の脳天を打ち砕く。
自らもかつて殺人を犯した仁と、同じ悲劇を引き起こしてしまう。
殺人者の汚名をきたりょうは、仁との対戦を夢みてアメリカに逃亡する決心をする。
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